
2026年の台風、1月から10月まで毎月発生 統計開始以来3回目
2026年の台風は平年以上に多いペースで発生しており、10月10日までに29個を数えた。1年間の発生数は平年で25個程度なので、すでにそれを大きく超えたことになる。発生数が29個以上に上ったのは2019年以来で、7年ぶりのことである。とりわけ多かったのは8月で、ひと月に10個の台風が生まれた。1か月の発生数が10個以上になったのは、統計開始以降、1960年、1966年に続いて3回目で、60年ぶりのことだった。また、1月以降10月まで一度も途切れずに毎月台風が生まれた年も、記録が残る中では1965年と2015年、それに2026年の3回に過ぎない。12か月のどの月にも台風が発生した年となると2015年しかなく、この年には、とりわけ強いエルニーニョ現象(スーパーエルニーニョ)が起きていた。2026年も、これまでで最大規模とされるエルニーニョ現象が起きている。10月10日の午後には、台風28号と29号のさらに南で、台風のたまごとも呼ばれる熱帯低気圧が新しく生まれていた。この時点で、あと1個発生すれば30個に達し、2013年以来13年ぶりとなる状況だった。